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ロシア [異文化]


以前夏休みを利用して生まれて初めて旅行で「ロシア」を訪れました。しかもシベリアのある街へ行ったのです。現地では日本語教育が盛んという事を知り好奇心旺盛な私はボランティアも兼ねて行ったのです。


    夏でしたので気候もよく昼間は日本語を学ぶ学生らと森の中を散歩しました。果てしない白樺の森に私は「ロシアへ来たのだ」という実感が湧き胸が熱くなりました。チェーホフやトルストイもこういうロシアの森の中を散歩しながら作品を考えていたのでしょう。果てしない自然の姿にただただ圧倒されました。


    ある日のお昼に「私の家でご飯を食べましょう」という誘いを受け手土産の折り紙セットを持参で行きました。何とお昼のメニューはボルシチでした。ビーツの色で染まった温かいスープで中に野菜や肉がたくさん入っています。パンと共にいただきましたがその味に感動したのを覚えています。「私の家ではこれが普通のスープですよ」と学生は笑いながら話してくれましたが私には新鮮な印象を受けてボルシチのお代わりをしました。(笑) そしてテーブルの上にはもう一品ピロシキ(母親の手作り)がありその中身のひき肉がいい味でした。帰りには余ったピロシキをお土産でいただきました。


    現在、ロシア情勢のニュースを目にしています。ふと昔訪れたシベリア滞在を思い出しました。



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