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ドイツで感じたこと1 [ドイツ]


   最後の朝に自宅玄関で妻の母親と挨拶。数年前の時は胸が熱くなり今にも涙が出そうになりました。しかし今回はあっさりと明るく別れ。感謝の気持ちは忘れていませんがまたいつか会える、、と感じたからでしょうか。弁当のハム入りのサンドイッチをいただきました。

   妻のご両親は年をとられましたが元気でした。ドイツ人気質なのでしょうか個人の時間を大切にするのでしょうか私が来たからといって特別何か旅行やパーテイを企画することもなく普段の日常のままでした。それがかえって自然体な印象でしたのでストレスを感じることはありませんでした。また日本のお盆休みの様に家族旅行をすることもなくとても気兼ねなく滞在することができたので代わりに自分の時間がたくさん取れました。もちろん必要な家事の手伝いはしたことを付け加えておきましょう。

   妻の母がある時日本では馴染みのなるロシアの有名な歌曲を居間で聴いていました。なぜそうした曲が好きなのか、、、私はさりげなく聞いてみました。母は旧ポーランド領の生まれで一番上の姉でした。下の弟たちが音楽が好きで合唱団に入っていました。そして小さい頃にそのコンサートによく出かけたそうです。コンサートの曲は決まって当時のソ連の歌曲。思い出の曲がたくさんあるそうです。戦後は現在のドイツの今の街に逃げてきて大変な生活が待っていたとか。戦争の話に関しては周囲の様子を見て質問しなければいけません。。。

  ロシアの歌曲を耳にしながら歴史の重みを感じました。


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