訃報 [思うこと]
先週妻の父親が亡くなりました。ドイツに帰国中の妻から連絡がありました。認知症が進み食欲もない状態でした。それでも父親に会えて良かったでしょう。今月自然葬となりました。心よりご冥福をお祈りいいたします。妻は今日日本に帰ります。
父はもともと南イタリアの家具職人さんでした。ドイツで仕事をしている時に妻の母に出会いドイツに住むことを決意したそうです。当時ドイツ語を必死で学んだということをよく耳にしました。
初めて私が父親にドイツで会った時のこと。妻の自宅でしたがそれはもう緊張しました。何を話していいのかわからなかったのです。自己紹介をした時に「君は日本でどの学校を卒業したのかな。」と質問され咄嗟に中高校の名前を口に出しました。イタリアのカトリック系の学校でした。その瞬間に彼の顔が一気に変わり驚きの顔。「日本にもあるのか？！」と。それから明るい楽しい雰囲気となりました。片言のイタリア語を使いながら話しました。まさか自分の娘が遠い日本の男性に出会うとは思っていなかったでしょう。ましてやその男性がイタリアが母体の学校を卒業しているとは、、驚きの連続でした。
お昼は父の好物のトマトソースのパスタ。美味でした！パルメザンチースをかけていただきましたが思わず「Buono!」と私。父の笑顔と共に食卓が和やかになりました。。。
もっと色々と話をしておけば良かったと後悔しています。今はただご冥福をお祈りするばかりです。本当にありがとうございました。天国で見守ってください。
心からお悔やみ申し上げます。
奥様にもどうぞよろしくお伝えくださいね。
by めぎ (2020-03-01 20:05)
めぎさん、どうもありがとうございます。
妻は先ほど無事に日本に戻りました。
by のび太 (2020-03-01 21:50)