演劇 [演劇]
今週で授業も終わりです。さて今日は何を教えようかと試行錯誤です。正直言って試験後の平常授業は辛いものです。当たり前という考えにどうしてもついていくことができません(笑)
昨日は「ロミオとジュリエット」のあるセリフを紹介し演劇の世界へと生徒を導きました。「ロミオ、ロミオ、、」の有名なセリフを読ませて演劇の話を少しずつ話しながらの授業でした。意外にも皆さん熱心に取り組んでいたので安心です。
たまにはこんな授業もいいでしょう。教科書だけをこの時期にきっちりやる、というのは苦手なのです。もちろん生徒のレベルにもよりますがそのクラス、生徒に合った授業を考えなければいけません。後で生徒の心の片隅に「確か昔、ロミオとジュリエットを学んだな、、」そう残ってくれればしめたものです。
授業は一瞬で終わります。振り返った時に何が残るのか、そんなことを私は考えています。
演劇鑑賞 [演劇]
昨日はある劇団の芝居を鑑賞。1時間半でしたがいつのまにか自分が戦時下の生活を眺めている感覚になりました。反戦の内容でしたが決して濃くなく若い人、特に高校生が見ても良いのではと思いました。久しぶりに都会の劇場に足を運んだので気分転換となりました。
演劇鑑賞 [演劇]
昨日は久しぶりに演劇鑑賞です。こちらに住んでから演劇に触れる機会はほとんどなくなりました。今回は昼間の公演でしたが幸いに時間がとれたので素敵な数時間を過ごすことができました。お目当ての役者さんが出演するからなのでしょうか今回は満席でした。
「おれたちは天使じゃない」無名塾
アルベール・ユッソンの「天使の台所」を元にした作品です。3人の囚人が一致団結してある家族を救おうとするのですがハプニングが続き一体どうなるのか、、ラストは意外な方向へ進みました。出演の仲代達矢さんは83歳という年齢にもかかわらず立ち回りも早く非常に輝いていました。。。
ビルバオ [演劇]
先日ある戯曲を読んでいある時にふと頭の中である音楽が浮かびました。それは学生時代に授業で学んだある歌でした。ところがタイトルが出てこなくて口ずさんでみると「あれかな?』と思いすぐに検索。出てきました!
「ハッピー・エンド」の芝居に出てくる「ビルバオソング」でした。ドイツの劇作家ブレヒトが作詞したと言われています。メロディーは軽やかで何か元気が出そうな歌です。
https://youtu.be/uC2tnJm6GZw
地方公演 [演劇]
今日は劇団民藝の地方公演「海霧」を鑑賞。
原田康子の小説「海霧」を題材にした芝居です。釧路へ移住した平出商店の家族の生涯が詳しく描かれています。明治、大正、昭和を生きた主人公さよを取り巻く家族の生活に心を打たれました。
ここの劇団は実家の近くにあるので陰ながら応援しています。
やはり演劇はいいな、、と心が晴れていい一日となりました。
今月の芝居 [演劇]
高校総体でしばらく授業がありません。代わりに授業のプリント作成に追われています(笑)
さて今月は地元の劇場であるプロの劇団の地方公演があります。友人が出演するので再会も楽しみにしています。今頃は九州のある場所で活躍していることでしょう。
こちらではこうした芝居を見る機会がほとんどないので私にはありがたく感じています。首を長くして待っていると言っても過言ではないでしょう。数時間の世界に没頭して主人公の心境に入り、時には笑ったり悲しんだりと過ごせる時間は私にとって魅力的なもの。1つ1つの世界に没頭できる時間が至福の時なのです。ちなみに春に帰省した時も時間を取ってシェークスピアの作品を観に行きました。
学生時代の恩師(演劇専攻)が授業で「観客が舞台と一体になってその作品が成功する」と言ったのを思い出しました。今回はどんな作品になるのか興味津々です。
演劇鑑賞 [演劇]
先日は劇団民藝の「どろんどろん」を観に行きました。久しぶりの演劇鑑賞です。東京に住んでいた時は寄席同様によく足を運びました。
本物に触れることは大切だと感じています。一人一人の役者さんの演技に圧倒されその世界に引き込まれてしまいました。
手前味噌になりますが以前西ドイツ(当時)に住んでいた時、東ドイツ(東ベルリン)へ小旅行をしました。東ベルリンには「ベルリナ―アンサンブル」という伝統の由緒ある劇場があります。本場のブレヒトの「三文オペラ」を見たのですがその感動は言葉に言い尽くせないほど大きく心の財産となりました。これこそ演劇なのだ・・・。以来演劇の持っている魅力に引き込まれてしまいました。
自分の学生時代の恩師は専門がドイツ演劇でした。しかもブレヒトが専門。彼の影響も受けているのでしょうね。(笑)
また演劇を観に行きたいものです。
小倉へ [演劇]
先週末は小倉へ行きました。舞踏の山海塾を観に行ったのです。
以前は「舞踏なんて・・・」と思ったのですが妻の勧めで観に行ったのですが、その世界に圧倒されてしまいました。以来毎年時間を見つけては出かけています。
身体の動き、特に手足の動きは1つの世界を創造します。あの柔らかさには見ていて心を打たれます。
足さばきは剣道に応用できないか・・・と勝手に想像しました。
顔の表情、一見無表情の様な印象を受けますが、喜び、悲しみ、苦しみ、迷いが所々に伝わります。
あっという間の90分間でした。
芸術鑑賞 [演劇]
先日の午後は芸術鑑賞教室がありました。
ある劇団の芝居を観に行ったのですが・・・ここで「予習」ということで授業の合間に簡単に説明をしました。おもなあらすじ(最後は説明しません)、登場人物について、舞台の様子、、少しでも生徒達の参考になればと思ったのです。
そしてもう1つ、午後ですから居眠りを防止すること。せっかくの演劇がもったいないです。こちらではこういう演劇を観る機会がほとんどないのですから・・・。
さて当日、無事に演劇は終わりましたがラストは心を打たれる素敵な内容でした! 生徒達の反応も良かったようです。
「演劇って面白い・・・」
その声を耳にした時私は嬉しい気持ちになりました。感動を大切にしてください!
ある俳優さん [演劇]
昨年の夏に劇団民藝の芝居(「アンネの日記」)を観に行きました。心を打たれる内容で平和について深く考えさせられたものです。
その時の事ですが私の座席の斜め右側に年輩の男の人が座っていました。普通の観客だと思っていたのですが、何か雰囲気が違うのです。背中姿しか見えないのですが観客にしては様子が変だと私は感じました。オーラと言うのでしょうかその場にいるだけで存在感がある・・・そんな印象を受けたのです。
芝居が始まり、途中で休憩。その人の顔を見ることはしませんでした。再び後半が始まりました。
芝居が終わり、皆が席を離れ始めました。周囲にいた人はその人を見ると丁寧に挨拶をしています。
「誰だろう・・?まさか・・・?!」
そのまさかが的中しました。先日お亡くなりになられた有名な俳優さんでした。
この人だったんだ・・・
私はしばらくその俳優さんが歩く姿を見ていました。仲間と談笑しながら歩いていました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。後姿が忘れられません。