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親戚付き合い [ドイツ]



私のドイツ滞在も残り少なくなりました。連日涼しい気候で気分もよくドイツの空を眺めてはここにいることに感謝しています。ただ帰国日にまた台風が台湾に接近中。おそらくまた長旅になるのでは、、、と不安を感じています。まあなるようになるしかありません。


先日妻の家族の親類らが実家に来ました。そこでちょっと困った事が起こりました。詳細は書きませんがある人の人柄が問題だったのです。私は外国人なので蚊帳の外。しかしどんな内容かはある程度理解できます。必死に耳を傾けて親類らの会話を聴きました。


国や文化が異なっても人として気をつけなければいけない事があります。その人の態度に少し腹が立ちましたが、、、これもなるようになるかなと納得。怒りを別の場所へ移しました。

幸いだった事は義理の弟の娘の話相手ができた事(笑) 暫くベビーシッターとなり彼女の遊び相手となりました。簡単な日本語の挨拶を教えました。こんな小さな可愛い子供が普通にドイツ語を話している、、、当然かもしれませんが私には新鮮に思われました。自然と男性名詞、女性名詞、中性名詞を使い分けています!

いつかあなたはおじさんの故郷日本にも来るんだよ。

彼女の笑顔に先ほどの怒りも消えてしまったようです。







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終戦記念日の日に [ドイツ]

昨日は終戦記念日でした。ドイツの空を見上げながらしばらく黙祷しました。世界が平和であるように。そして自分が今こうして異国の地にいる事に感謝しました。

故人となりましたが母の兄である叔父は特攻隊員でした。いよいよ自分が出撃かという時に終戦を迎え帰宅しました。自宅では彼の母が涙を流して彼の帰宅を喜び叔父は大泣きして母に抱きついたそうです。それを陰で私の母がじっと見ていたとか。後で私は叔父から当時の話を聞きました。仲間が出撃の前日は皆で宴会をしたそうです。士気を高めて戦場に出向く仲間の姿を見て叔父は内心寂しかったそうです。ある仲間は出撃の前日一人陰で泣いていたそうです。母に会いたい、、、そう言ったのです。叔父はその言葉を聞いた時心の中に母親の姿を思い出し便所へ行き一人涙を流したそうです。やはり寂しさがあったのでしょう。いくら御国の為といえども母の愛情に勝てるものはありません。


のび太君、どんな事があっても生命を大切にするんだぞ。。叔父は酒が入ると必ずこの言葉を口にしました。

平和を願っています。広々とした果てしない空を見上げながら私は叔父の姿を思い出しました。





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お盆 [ドイツ]


所用が終わり街中を散策した時ふと日本はお盆だ、、、と感じました。ベンチでひと休みしている時今年は新盆だった事を思い出したのです。もうこの時間帯に実家へは連絡はできませんが何かできないのかと思案。様々な事があっても自分の親ですから祈りを捧げなければいけません。葬儀も無くその後の儀式も無く本当に何もしませんでした。春に母から、自分の親を想ってねと言われた事も思い出しました。まさかドイツに来てお盆を思い出すのは初めてです。

そうだ、、またライン川を訪れる時間があるのでその時に祈りを捧げよう、、そう結論に達しました。ベンチから立ち上がり歩こうとすると周囲は綺麗な花壇がありました。その花の美しさに思わず立ち止まりしばし眺めていました。





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めぎさんと再会 [ドイツ]


今日は久しぶりにブログのめぎさんと再会。ブログが縁で連絡をとり初めてお会いしたのが4年前のドイツ。そして今回は二度目の再会となりました。妻と妻の職場の同僚と見晴らしのいいラインタワーで食事。市内を一望しながらのランチとなりました。現地での仕事の様子や学生の様子などを知る事ができ参考になりました。
ブログのドイツ再発見はドイツ在住のめぎさんが毎日ドイツの日常を詳しく分かりやすく紹介しています。ドイツに関心がある人は是非一読をお薦めしています。ドイツ語を学ぶ学生達にも紹介どんどんしています。私のブログの左側にホームページが出ていますので見てください。

ブログの縁は不思議なものです。私は最初は否定的でしたがある作者の方と初めてお会いした時にすでに知り合いの感覚を受けました。以来否定的な見方はせず逆にこうしてお会いできた事に感謝し縁を大切にしたいと思っています。

素敵な日に感謝です。 本当に縁を大切にしたいと感じた日となりました。






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ドイツ到着 [ドイツ]

昨日のお昼にやっとドイツに着きました。台湾では何度も出発時間が変更になりラウンジで睡魔と闘っていました(笑)5時間遅れての出発。カウンターの対応がかなり悪く私は何度も腹が立ちました。台風が来なければ快適な旅になっていたでしょう。

さて妻の実家について一つ目標が達成できた事があります。妻の両親に会えた事です。数年ぶりの再会でした。歳はとりましたがお元気な様子。私をいつも自然体で暖かく迎えて嬉しかったです。その出会いが旅の疲れを吹き飛ばしてくれました。

しばらく久しぶりのドイツ滞在となります。


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出発 [ドイツ]


今日はドイツに向けて出発、、のはずなのですが台風の影響で大幅に時間変更となりました。

台湾経由で行くのですがまさかこんな機会に台風が来るとはやれやれです。今回は日本語が堪能な台湾の剣友が何度も飛行機の時間を連絡してくれて本当に感謝しています。お土産を持参したのですが残念ながら今回は会えません。たぶん帰りに会えることでしょう。剣道談義を楽しみにしています。。。

今回のドイツ滞在はどんな滞在になるでしょうか。出会いを大切にしたいものです。




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ドイツの旅 [ドイツ]


   今月は久しぶりにドイツへ行きます。数年ぶりの訪独でとても楽しみにしています。現地では妻の家族や友人らと再会します。果たしてどんな再会になるでしょうか。

    楽しみの一つの中に「乗り物に乗ること」があります。子供みたいな趣味ですが特に列車に関心があります。「世界の車窓から」という番組が好きだったので列車内、そして車窓の景色を見るだけで嬉しい気分になります。構内の停車中の列車を撮影したり、車内を撮影したりと童心に戻るのです。汚い話ですがトイレの便器まで撮影したこともあります(笑)

    日本にはない種類の鉄道を見るとそれだけで心が弾みます。そして駅の売店で販売されている列車の絵葉書も買いたいですね。

    そしてもう1つの楽しみ。美味しいパン、ソーセージ、ハム、、、と食べ物に出会うことです。朝、近所のパン屋さんで買ったパンにバターをたっぷり塗りその上にハムやチーズをのせ、または手作りのジャムを塗っていただくとささやかな贅沢気分となります。

    
    鉄道、食べ物、、、全然準備がはかどりませんがまあいいでしょう。。。





   
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田園 [ドイツ]


   
        以前ドイツのボンを訪れた時、ある博物館を訪れました。それはドイツの偉大な作曲家ベートーヴェンの家でした。ここで彼は生まれて22歳でウイーンへ移ります。彼が生前使用していた楽器や楽譜などが展示されています。中でも補聴器を見た時にどれほど心の中で苦しみがあったのか考えさせらえした。耳が不自由な環境にもかかわらず様々な名曲を生み出す力はどこにあるのでしょうか。心の耳を研ぎ澄ませて湧き出るメロデイーを感じとったのでしょうね。しばらく私は補聴器の前で立ち止まったのを覚えています。

      今日は彼の曲を聴きました。交響曲第6番「田園」です。何度聴いても心が癒されます。本当に自分がドイツの田舎を散策している気分になります。特に第二楽章はお薦めです。
        https://youtu.be/w53sagJ4FbQ



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ケルンの音楽 [ドイツ]

   
    今日はバタバタしていました。

    先日ここで我が家に滞在したドイツ人剣士のことを書きました。彼はケルン出身で地元の方言を話します。また2月頃の地元のお祭りであるカーニバルには毎年仕事を忘れ参加するそうです。その話題になった時に私は知っていた歌手の名前を口にしました。彼の表情が変わり驚きの顔。なぜ知っているの???

    「曲名は知っていますよ。でもね方言だから難しいよ、、」と私は付け加えました。

   下の曲がそれです。たまに聴くドイツの歌でお気に入りです。不思議となぜか元気が出ます。歌手はケルン出身のHöhner でケルン方言の歌です。

     「Kumm loss mer fiere」

     https://youtu.be/lfiQJMGGXys




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稽古とサボテン [ドイツ]


    土曜日に稽古をしたドイツ人剣士は朝のJRで京都へ向けて出発。数日滞在して上京し世界剣道選手権大会を観に行きます。再び日本武道館で再会します。

   彼は典型的なドイツ人(失礼)というのか頑固でビールが好きで几帳面です。また必ずあるささいな件で意見の衝突をします。これも仕方がないのかもしれません。いつも私が妥協します。

    駅の改札口で彼の後ろ姿を見送った時にふと寂しさを感じました。次回はいつ会えるだろうか。ドイツで会えるだろうか。そんなことを思い出して少し胸の中が熱くなるのを感じました。それだけ自分が歳をとったのかもしれません。土曜日の稽古後に彼が「こうやってここで稽古ができて自分は幸せだ」としみじみと話したことを思い出しました。

    昨日は県外へドライブ。立ち寄った喫茶店で休憩をしたのですがその時にテーブルの上のサボテンを見つけました。あっ、サボテンだ! しかしドイツ語でサボテンは何というか言葉が出ず困りました。指をさして「これはドイツ語で何?』と言うと、妻と友人は「Kaktus」と一斉に教えてくれました。そうか、分かったぞ。手元の手帳にメモすると彼は「der 男性名詞だ」と指摘。なるほどそうか、、とメモすると、「この単語の複数形はKaktusteen だ。難しい。。」と彼は渋い顔で説明。複数形もメモしましょう。確かに難しい。

  
      稽古とサボテン。全然関係ない分野ですが私には大切な思い出となりました。

  
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