試験前のクラス [教育]
期末試験対策で授業はひたすら自習と質疑応答です。
クラスの生徒達の様子を見て感じた事。様々な事情で中学からすでに英語がわからない生徒が大半です。高校の英文法がほとんど理解していないと言っていいでしょう。進路は就職や専門学校や短大。中にはまだ未定?の生徒もいます。卒業してからはまず英語の授業と接する機会はないでしょう。「別に英語ができなくても、、」と感じている生徒もいます。
授業の合間に異文化の話も小出しに紹介します。イギリスの食文化、ドイツの文化、トルコの音楽、ロシアの文化、韓国の食文化、チェコの言語、インドの文化、、そうした話をすると急に目の色が変わる生徒もいます。中には「外国に行くにはどうすればいいですか。」という質問も出てきます。
そんな生徒達ですが幸いに試験前は皆さん必死に勉強しています。そして不明な箇所はどんどん質問します。私もそれぞれに説明しながら一人一人の学習状態を確認します。質問項目も時には「なるほど。。。」と感じる質問があります。褒めてあげると生徒の顔つきが変わりこちらも嬉しい気分になります。時間があれば中学の英文法を丁寧に教えたいなと感じます。分かった時の積み重ねが大きな力になり外国語に興味を持ってくれば非常に嬉しいです。
時には雑談を交えながら近況を知るようにしています。雑談ばかりはよくありませんが。。。そんな生徒との会話の雰囲気も大切にしたいのです。
教育って何だろう。その子のいいところ、長所を引き出す事が重要ではないのかな。時々そんな事を私は感じます。
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