からあげ [思うこと]
今日はクリスマスイブ。昔、実家のイブのごちそうは「からあげ」でした。しかもチューリップの形をしたからあげ(今は珍しいと思いますが)を母が作り、その隣には小さなクリスマスケーキが置いてありました。からあげが妙に美味しくてクリスマスイブというとあのからあげの味が思い出されます。慎ましいささやかなご馳走だったかもしれません。ですから現在もからあげを食べるとふと当時のことが目に浮かび感傷的になるのです。
帰省してあのあらあげの話を母にすると母は苦笑して「そうだったのかい」の一言。若い時にどこかでチューリップのからあげレシピを覚えて作ったそうです。私が美味しそうに食べる姿を見てクリスマスの定番にしたとか。これも子供への愛情表現だったのではと今になって理解しています。今月は帰省しませんのでもうからあげを食べる機会は二度とないでしょう。
皆さんも素敵なクリスマスイブをお過ごしください。
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