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映画 [映画]


        今日は仕事を休んで近所の映画館へ足を運びました。駅付近にある大型の映画館とは比較にならないほどその建物は古くて座席数は少なく地味な映画館です。以前フランス映画祭(?)という企画があったので深夜の時間帯を選んで行ったのですが、なんと観客は私一人。内容は良かったのですが何だかスタッフの方に申し訳ない気持ちになって帰宅しました。私一人の為に映画が上映されるのですから有難いような恥かしい様な気分です。

  
     確かにこの映画館は古くスクリーンも小さく音響効果もよいとは言えません。観客も少なく寂しさを感じます。しかしここでは世界の名作が上映されています。どちらかと言えば地味なしぶい作品といっていいでしょう。そうした作品を見るのは私にとって嬉しいことです。頻繁には足を運んでいませんが「これは見てみよう・・」と思った作品は見に行っています。

    
     今日見た映画は「4分間のピアニスト」(ドイツ映画)でした。内容をここで書くのは控えますがラストシーンに心を打たれました。久しぶりにドイツの映画を見ました。

  
     見終わっていつも感じること、それは、映画は素晴らしい!  その一言です。
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イル・ポスティーノ [映画]

    こんな映画を見ました。

    「イル・ポスティーノ」 イタリア映画

   先日NHKのBSでも放映されましたが心に残る名作だと思います。イタリアのある小島が舞台で、ある詩人と若者の話です。時折流れる音楽がまたいいのです。いつまでも切なく耳に残ります。

   あらすじをここでは書きませんが思わぬ結末に心を深く揺さぶります。また作品の完成直後に悲しい出来事がありました・・・。

    映画は人の心を育みます。


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映画鑑賞 [映画]

   先週はNHK・BSで「ライフ・イズ・ビューティフル」を放映していました。昨日は「カサブランカ」そして今日は「第三の男」が放映されます。いい作品が連日見られるのが楽しみです。

   今年の3年生の授業で「ライフ・イズ、、」を取り入れてみました。私の独断なのですが是非見てほしいという願いで紹介したのです。この映画は担当する学年で必ず見せています。生徒達の反響が大きくて、「見て良かった。」という声が多いのです。家族愛、当時の歴史、、など学べる箇所はたくさんあるのです。見終わった生徒全員が感動したと言ってもよいでしょう。期末試験が終わった時とか、少し「息抜き」の時に見せます。あまりうちの生徒達は映画に親しむことがほとんどない様です。

   1回の授業ですべて見せる事はできませんので3回か4回に分けて見せます。そして映画の始まる前に簡単に「予習」をさせます。簡単な時代背景、登場人物を書いたプリントを配布して少しだけあらすじを説明します。もちろんあらすじ全てを話しません。そして映画スタートです。

   最初はざわついていたクラスも次第に静かになり、1回目、2回目の授業が終わると「続きが見たい!!」と騒ぎ出す生徒も出てきます。これでいいのだ、、と私は心の中で思いながら、生徒達の反応を見るのです。中には映画に出てくるナチスの歴史が分からない生徒もいます。その為に少し授業で説明することもあります。

  ラストシーンが終わると、しばらく教室内はしーんとしています。ハンカチ片手に涙を流している生徒もいます。感動したのでしょうね。私は生徒達の様子を窺いながら、映画に触れて新しい世界を知ってほしい、笑って泣いて感動してほしいと願っています。自分の独断ですからもちろん反省する所もあります。それでも若い時にいい映画作品に触れてほしい、、といつも感じているのです。映画という文化に触れて心の中を豊かにしてほしいものです。見終わった後の授業はクラスで発表させ(または質疑応答)て生徒達の意見を聞くことにしています。

      

          映画に触れる、私は大事な事だと思っています。

   


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映画を見て [映画]

 
  昨日の夜は今話題の映画「ダ・ヴィンチ・コード」を見ました。ここで内容は書きませんが、見終わってまあ良かったかなという印象を受けました。この本を読んでいなかったので全く何も知らないままに見てしまいました。昔世界史で学んだ事項が出てきたので、時々「なるほど、、」と思った場面がありました。宗教界で大問題になっているそうですがわかる気がしました。 

  最近はあまり映画を見る機会が減りましたが私は好きです。小学3年生の頃に、クラスの男子生徒達と一緒に「ジョーズ」(あの鮫の映画です。)を見に行ったのが最初です。僅かなお金を持って映画館へ行きました。中でポップコーンを食べてコーラを飲んでそれは非常に楽しかったです。私は巨大な鮫の出現にびっくり仰天し、映画が終わってもしばらくは興奮して外へ出られませんでした。スクリーンの場面が私の心を大きく揺れ動かしたのですね。今もたまにテレビで「ジョーズ」を放映するとあの当時の出来事を思い出し懐かしく感じます。

  中学生の時に、剣道部の友人が映画が好きで月に1度は見に行きました。友人の影響で趣味が1つ増えたと言ってもいいでしょう。当時は名画座という映画館があって、料金は400円前後だったと記憶しています。「ぴあ」という雑誌を持参すると割引なので必ず持参しました。その時の映画は「夕陽のガンマン」「カサンドラクロス」「男と女」「チャップリンの作品」「キートン作品」、、よく見ましたね。当時は幸いに土曜日が自宅学習日で授業はなかったのです。おまけに部活も休みでしたのでその分気分転換ができたのです。そして映画を見ることによってさまざまな世界を知ることができました。

  実は私の授業でも時々映画を取り入れています。英語の授業に使えそうな作品、人生の指針となるような感動する作品、を生徒達に紹介しています。時には英語ではなく、イタリア映画、イラン映画、なども見せます。もちろんただ見せる訳にはいきませんので、プリントを作成して配布し、「予習」、もしくは「復習」をさせます。私は少し解説します。時間の都合で1時間ですべては見せる事はできませんので分けて見せています。見終わった後に必ず感想を書かせています。

  なぜ映画を見せるのか、それは今の学校の生徒達がほとんど映画に触れる機会がないからです。運動部の生徒達は連日練習で映画を見たくても見ることはできません。以前授業で感想を書かせた時にある生徒が「、、、私は映画を見たのが今回初めてでした。1つの世界を知ることができてとても嬉しかったです。短い時間の中で自分自身が別の世界に入り込んでいく気分になりました、、。」と書いていたのです。私はこの文を読んでしばらく考えさせられました。高校生の時に映画を知らないで卒業するなんて、それは寂しいことだよ。泣いて笑って、いろんな世界を見るのもいいぞ。短い時間で自分自身を別の世界に置いてみよう。私はそんな事を考えたのでした。

  ある時はクラスの生徒達に「チャップリン知っている人、手を挙げて。」と言うとなんと手を上げたのが40人中たったの2人だけでした、、、。「先生、誰?」 「変な名前、、!」 そうです、自分があたりまえだと知っている人物をほとんどが知らないのです。何とかしなければ、と感じて現在の授業の中に「映画」を取り入れているのも1つの理由です。

  「ダ・ヴィンチ・コード」を見終わって館内を出ようとしたら、「バルトの楽園」(6月17日ロードショー)のポスターが目に入り私は思わず立ち止まってじっと見ました。内容は第九に関する映画ですね。楽しみが1つ増えました。必ず見に行きましょう。

   映画に触れること、1つの世界の出会いと私は思います。

 
 


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