師の別れ [思うこと]
毎年この時期に今年自分に起こった(印象に残った)ニュースベスト5を日記帳に書き込みます。今年は自分にとってどんな年だったを省みるのです。その1つはここでも書きましたがお世話になった先生との別れ。相次いで二人の先生方(カトリック司祭)が帰天されました。それは私には信じられなく素直に死を受け入れることができないぐらい大きな訃報でした。いつかは東京でお会いしたい、お会いできるだろう、、と思っていたのですがそれが結局実現できず悔いるばかりです。
彼らは私が中、高校生の時に授業の中で人生で大切なことを教えてくれました。また親身になって些細な悩みを聞いてくれました。当時私の通っていた私立中は知名度が低く私は少々コンプレックスを持っていました。そんな悩みにも師の一人は「大丈夫。胸を張ってください。きっと周囲の人々が学校を認めてくれる日がやって来ますよ。あなたも誇りに思いますよ」と助言。あれから30年以上が過ぎました。今は母校で学んだ事に感謝しています。
そうした出会いがなければ私は今頃は別の仕事に就いていたことでしょう。ここ最近は年賀状だけのやりとりでしたので手元の年賀状を見るたびに生前の姿を思い出しています。
大切な人と会える時に会えなければ、、と感じました。時は進みます。出会いを大切にしたいものですね。
薄くなる日めくりに時進み 憧虫
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