チェコの指揮者 カレル・アンチェル [チェコ]
以前このブログでチェコの偉大な指揮者、カレル・アンチェルのことを書きました。その続きを少し書いてみたいと思います。(かなり遅くなりましたが・・・)
彼がアメリカでの演奏旅行中に故郷のチェコでは大変な事件が起こりました。「プラハの春」事件が起こったのです。当時のソ連の軍事介入を受けなければならなかったのです。
彼はある決意をします。本当に悩んだ末の1つの答えなのでしょう。
それは亡命でした。そして自分が長年手塩に育てたチェコ・フィルを辞めることになったのです。どんな気持ちだったのでしょうか? 故郷と永遠に別れ、しかも愛着のあるオーケストラとも完全に別れたのです。
その後カナダのトロント交響楽団の指揮者として活躍しますが、数年後に故郷に帰ることなく現地で亡くなります。
彼の家族全員ははナチスによって虐殺されて彼だけが残りました。結局一人になるのを選択したのでしょうか?
彼の音楽を聴くと何故か温かい人間味あふれる印象を受けるのです。
こんな演奏を偶然見つけました。じっくり聴くと心に響くでしょう。
カレル・アンチェル指揮 トロント交響楽団
「モルダウ」から スメタナ作曲
http://jp.youtube.com/watch?v=FvhQ2JwsnWA&feature=related
のび太さん、こんばんは。^^
たった今、ご紹介されている、サイトで聴いてきました。
しばらく聴き入っていると、サビの部分で、アッ!この曲
どこかで耳にしたことがあると気が付きました。
どこだったかしら?
音楽って本当に人の心を癒してくれますね。
良い音楽をたくさん聴きたいと思います。
by Ray (2008-05-01 22:16)
スメタナはいいですね。
クラシックは大好きです。心に響く、永遠の曲です。
by takako (2008-05-02 20:44)
Rayさん、こんばんは。
この曲どこかで聴いたことがあるでしょう?
私の好きな曲の1つです。
まさか指揮者がアンチェルだとは思ってもいませんでした。
by のび太 (2008-05-02 22:16)
takakoさん、スメタナはいいですよね。
この「わが祖国」の冒頭の曲も好きです。(ビシェフラット・・?という題です)
by のび太 (2008-05-02 22:18)