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稽古とサボテン [ドイツ]


    土曜日に稽古をしたドイツ人剣士は朝のJRで京都へ向けて出発。数日滞在して上京し世界剣道選手権大会を観に行きます。再び日本武道館で再会します。

   彼は典型的なドイツ人(失礼)というのか頑固でビールが好きで几帳面です。また必ずあるささいな件で意見の衝突をします。これも仕方がないのかもしれません。いつも私が妥協します。

    駅の改札口で彼の後ろ姿を見送った時にふと寂しさを感じました。次回はいつ会えるだろうか。ドイツで会えるだろうか。そんなことを思い出して少し胸の中が熱くなるのを感じました。それだけ自分が歳をとったのかもしれません。土曜日の稽古後に彼が「こうやってここで稽古ができて自分は幸せだ」としみじみと話したことを思い出しました。

    昨日は県外へドライブ。立ち寄った喫茶店で休憩をしたのですがその時にテーブルの上のサボテンを見つけました。あっ、サボテンだ! しかしドイツ語でサボテンは何というか言葉が出ず困りました。指をさして「これはドイツ語で何?』と言うと、妻と友人は「Kaktus」と一斉に教えてくれました。そうか、分かったぞ。手元の手帳にメモすると彼は「der 男性名詞だ」と指摘。なるほどそうか、、とメモすると、「この単語の複数形はKaktusteen だ。難しい。。」と彼は渋い顔で説明。複数形もメモしましょう。確かに難しい。

  
      稽古とサボテン。全然関係ない分野ですが私には大切な思い出となりました。

  
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