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浅草にて [思うこと]


  以前浅草を訪れた時にお昼の時間だったのでどこかいいお店がないかと散策中にある1件の老舗のラーメン屋さんを見つけました。お店の看板の名前に惹かれて「きっとここは美味しいに違いない」と直感。すぐに暖簾をあげて店内へ。「いらっしゃい」と元気な声が聞こえてきます。親子で切り盛りしているお店です地元常連さんでカウンターはいっぱいでした。幸いに1つ席があったのでそこに座り、醤油ラーメンと餃子を注文。しばらく厨房を眺めていました。親御さんの方は注文の品を1つ1つ真剣に作っています。息子さんの方はひたすら餃子の皮に餡を入れていました。その手際よさに私は凝視していました。

  さて運ばれた品が来ていただきました。美味しかったです!鶏がらの醤油の味が舌に響き、まさに東京風ラーメンの味。思わず笑顔になりました。そして焼き餃子。これも肉と野菜の味がふわりと出て美味しかったです。

  その後自宅に帰ってからあのお店が気になり1枚のお礼の葉書を書きました。それだけいい思い出ができたのでしょう。老舗のお店ではありますが自然体で別に気取った雰囲気もなく誰でも入れるお店。笑い声が聞こえるお店。長年の味を大切にしているお店を応援したくなったのです。

  それから数ヶ月後に帰省した時に再びその店へ。カウンターに座ると、何と息子さんが「失礼ですが葉書を下さった方ですよね」と一言。そうです、私ですよ。時間が早かったのでカウンターには私一人だけ。しばらく会話が続きました。醤油ラーメンと焼き餃子に再び満足!

  この春に行けるでしょうか。是非とも足を運びたいものです。あの味を求めて。。



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