生きること

　　若い時にある作家がラジオで「私は朝起きると嬉しいんです。それは今日も生きている！って感じるからなんですよ」と言っていました。私はその言葉を耳にした時にそんなの当然ではないか、と少し批判的に思っていました。しかし年齢を重ねて今は彼の意見に賛成しています。朝、目が覚めると「今日も生きているぞ！1日頑張ろう！」という気持ちが生じるようになりました。生命のありがたみを感じているのかもしれません。もしも覚めないでそのまま寝ていたら、、、理想はそういう終末を迎えたいのですが神様がまだそういう機会を与えていないようです。

　　昨日はこんな本を読みました。
　　「小さいことの積み重ね」　高橋幸枝　マガジンハウス

　　９８歳現役の女性医師の本です。大切なのは自然体で自分を信じることではないでしょうか。適度な運動や食事、何事にも興味を持ち挑戦してみる、趣味を大切にする、〜したいという執念、心の持ち方が一番大切だと感じました。

　　　１０年後、２０年後、一体自分はどう生きているのか。まずは今を大切にしたいものです。