ある授業 [教育]
今年の冬に久しぶりに中学時代の友人と再会しました。多分この内容はブログに書いたと思います。その時に中学時代のある授業の話で盛り上がりました。
それは国語の授業。当時学年主任の先生（かなりの年輩）が担当したのですがその内容が今考えるとすごい！の一言でした。黒板は使用せずほとんど講義形式。たまに漢字テストやワークを使用したりで何を学んだか記憶にほとんどありません。印象に残っているのは、最近の本の話題、そして戦争の話。世界地図を掲示して何なら歴史の話をすることもありました。今、思うと本当にすごい！授業をしていたのです。当時は何でもありの状況だったのでしょう。そして私立学校だったので許されたのかもしれません。
「のび太くん、あの国語のA先生はみんなに何を伝えたかったかわかる？」と友人が質問。私は当時の授業のことを思い出しながら「ひょっとして、読書すること？」と答えました。「俺もそう思うんだ。」と友人の返事。本を読むことの大切さを伝えたかったのではないかと友人は考えたのです。当時先生の紹介で某出版会社の小雑誌（書店で無料でもらえる）を読んだものです。その中のある記事は忘れられません。いつかこのことについても書きましょう。
もうその先生はこの世にはいません。中学の３年間の国語の担当でした。時には厳しくまたユーモアを交えての授業を通して先生の伝えたかったこと、メッセージが理解できました。この年齢になってやっと先生の教えを思い出しながら自分の授業を省みました。
再会 [教育]
昨日は分散登校でした。やっとクラスの生徒たちと再会。２ヶ月ぶりです。朝からバタバタでしたが元気な姿を見て嬉しかったです。オンライン授業では見られない本当の姿がここにありました。三密にならないように常に目を光らせています。そうは言っても久しぶりに会う仲間とはどうしても接近したくなります。
オリエンテーションも無事に終わりましたが反省点もあります。その後は短い会議のあと解散となりました。私は遅い昼ごはん（おにぎり２個とフルーツ持参）」をゆっくりといただきました。
まずは無事に終わりやれやれです。
１通の手紙 [教育]
小学校時代の恩師から長い手紙が届きました。先日葉書を書いたそのお礼でした。4５年も前に先生は数ヶ月間担任の先生の産休臨時で来られました。年配の先生でユーモアもあり時には厳しい指導がありました。また当時私自身のび太の様に周囲からいじめられていたのですが先生はいつも私を助けてくれたのです。以来長く年賀状のやりとりが続いています。
この先生の出会いがなかったら私の人生は大きく変わっていたでしょう。変わったというのは悪い方向へと進んだのではないかと察します。当時二者面談で先生は私をある理由で私立中へ進学した方がいいと母に助言。母はそれを聞いて先生の言葉の全てを信じ私を私立中に進学させようとしたのです。私も当時は「そんな進路もあるのだな」と気楽に感じてしばらくしてから進学塾へ行きました。経済的にあまり恵まれていなかったので家が気にはなっていたのですが母は「自分を信じて頑張りなさい」と一言。そして進学した学校は、、、第３志望校でしかも無名の学校。塾の先生がすごい発言（名前を書けば合格できます。。と）そこに決まったのです。そして私の中学時代が始まったのですがそこで深く影響を受けたことは心の財産です。今もそれは人生の指針となっています。
先生がなぜ私立中を勧めた理由は手紙で初めて知りました。答えを初めて知ったのです。先生のご指導に深く心から感謝しています。私もこの様な先生の姿になれるかわかりませんが少しでも近付きたいです。理想を持って生徒と共に歩んでいきたいです。
