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ある授業 [教育]


今年の冬に久しぶりに中学時代の友人と再会しました。多分この内容はブログに書いたと思います。その時に中学時代のある授業の話で盛り上がりました。

  それは国語の授業。当時学年主任の先生(かなりの年輩)が担当したのですがその内容が今考えるとすごい!の一言でした。黒板は使用せずほとんど講義形式。たまに漢字テストやワークを使用したりで何を学んだか記憶にほとんどありません。印象に残っているのは、最近の本の話題、そして戦争の話。世界地図を掲示して何なら歴史の話をすることもありました。今、思うと本当にすごい!授業をしていたのです。当時は何でもありの状況だったのでしょう。そして私立学校だったので許されたのかもしれません。

  「のび太くん、あの国語のA先生はみんなに何を伝えたかったかわかる?」と友人が質問。私は当時の授業のことを思い出しながら「ひょっとして、読書すること?」と答えました。「俺もそう思うんだ。」と友人の返事。本を読むことの大切さを伝えたかったのではないかと友人は考えたのです。当時先生の紹介で某出版会社の小雑誌(書店で無料でもらえる)を読んだものです。その中のある記事は忘れられません。いつかこのことについても書きましょう。

  もうその先生はこの世にはいません。中学の3年間の国語の担当でした。時には厳しくまたユーモアを交えての授業を通して先生の伝えたかったこと、メッセージが理解できました。この年齢になってやっと先生の教えを思い出しながら自分の授業を省みました。



  
   
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