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コンサート [音楽]

      きょうはあるオーケストラのコンサートに行きました。

     「機会があればコンサートに行ってどんどん感動しなさい・・・」 これは高校時代の音楽の先生の言葉ですが本当にありがたい言葉だと思っています。こちらに移ってからコンサートに行く機会は減りました。それでも機会があればできる限り行くように心掛けています。

      指揮者とオーケストラが一体となって作る曲は聴衆の心をとらえそして感動を与えてくれます。数時間ではありますが何か別世界へと自分自身が導かれてしまう感じがするのです。今回の曲は以前も聴いたことがありますが、聴くにしたがって次第に心が高ぶりラストでは身体全体が熱くなるのを感じました。しばらく拍手が絶えませんでした。いい演奏会に出会えて感謝です。

     曲目  マーラー作曲 交響曲第1番 「巨人」
        ↑特に3楽章はお薦めです。ゆったりとしたリズムです。(独断ですが・・・)  


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演奏会 [音楽]

      担当しているあるクラスの音楽発表会がありました。ちょうど他のクラスの授業と重なっていあたのですがあえてそのクラス全員で見学に行きました。もうすぐ終業式なのでたまにはこういう息抜き(?)も必要です。

   見学に行く前に出演する生徒達から「えっ、、恥しいから来ないで下さいよ・・・」と言われたのですが好奇心旺盛の私は見に行きました。演奏会場は生徒達でいっぱいです。時間のある先生方も見学に来られていました。

   私は一番後ろの端の席に座ってじっと彼らの演奏を見ていました。

   一生懸命演奏する姿は美しいものです。一人一人の姿が光って見えます。

   日頃授業でしか接していませんので彼らの別の一面を見る事ができます。「えっ、この生徒はこんなに楽器が上手なのか・・?」「・・・たいしたものだ・・」私は感心しながらじっと聴いていました。

    演奏後たくさんの拍手。私もたくさん拍手をしました。いい演奏会に感謝です。

   会場を後にする時、彼らの姿を見ました。何人かはよほど嬉しかったのでしょうか泣いていました。そんな光景を目にしてこちらも胸が熱くなりました。

   
   授業以外の彼らの姿に大きな発見をすることがあるのです。意外な一面を見せてくれるのです。


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感動・・! [音楽]

      今日は稽古・・?の予定でしたが、コンサートの為休みました。

      
      中島みゆきさんのコンサートに行ってきたのです。

      感動しました!! 思えば高校生時代からの好きな歌手でした。当時彼女のラジオもよく聴きました。

      コンサート終了後、興奮は冷めませんでした。気がついたら汗をかいていました。

      たまにはこんな感動を味わうのもいいでしょう。

       


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五月雨は・・・ [音楽]

     午後の空き時間に職員室で仕事をしていると、国語科の先生が「五月雨は、、」と近くにいた先生に何やら説明をしていました。授業の内容についての話でした。それを聞いていた隣の数学科の先生が一言。

  「五月雨は緑色だよね・・・」

 思わず私も「そうですね・・・」と一言。その国語科の先生も「そうですよね、、」 どうやら3人とも意見が一致しました。ところが、他の先生方(若い)は、「?」 「何ですか?」と困った様子。

 数学科の先生は「村下孝蔵の「初恋」に出ていますよね、五月雨は~」と説明。私ももう一人の先生も納得。ああ何て懐かしい曲なんだろうか・・・私の頭の中にメロデイーが流れてきました。ところが年代が違うのかこの曲を知らない先生方もいて、「えっ? それは何の曲ですか?」と質問するのです。「えっ知らないの???」

 年代が違うと聴いていた音楽も違うのだなと痛感しました・・・。

 しばらく職場はこの「初恋」の歌で盛り上がっていました。そう、五月雨は緑色なのです。村下孝蔵さんは確か早く亡くなられた方と思います。今、「初恋」を聴きながらブログを書いています。本当にいい曲です。詞も美しいです。目を閉じて聴くと高校時代を思い出します。

  
   

       CD 「青春歌年鑑 80年代総集編 」 2枚組  2980円
             ここに「初恋」があります。 


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ほうせんか [音楽]

      久しぶりに中島みゆきさんのCDを聴きました。昔オールナイトニッポン、、という番組にみゆきさんが出ていた時に番組をよく聴きました。そして当時レコード(CDはありませんでした。)をお小遣いで数枚買ったのを覚えています。

    CDの中に「ほうせんか」という曲があって久しぶりに聴きました。この曲は本当に思い出の曲で聴く度にある光景が目に浮かんできます。ここではその内容は控えますが当時の出来事が本当にはっきりと浮かんで心が大きく揺れ動くのです。あの時は若かったな・・・・ 私は過去を懐かしみ一人ぼんやりと過ごすのです。

   音楽は人の心を動かす不思議な力があるのです。それは過去の思い出を鮮明に浮かばせる力もあるのですね。

     Singles 中島みゆき  4725円  (CDが3枚入っています この中に「ほうせんか」があります)

     


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ブラームスの曲 [音楽]

   

   CD 「ブラームス 交響曲第4番 ホ短調 作品98」
            クルト・ザンテルリンク指揮 ドレスデン・シュターツカペレ          
             DENON
             

   以前のブログに書きましたが恩師でもある音楽の先生がこんなことを話してくれました。「もしチャンスがあれば作曲家の故郷を訪ねてみること。そうしたらもっと感動する。」

   この曲は学生時代からずっと聴いていた曲でたまにBGM代わりに聴いています。ロマン派のブラームスの代表する曲といっていいでしょう。渋くてそして寂しい印象を受けますが私は気に入っている曲です。じっくりと聴くと心が癒されます。

   昨年妻の帰省でドイツを訪れた時、ある古城を訪れました。周囲は広々とした公園がありました。私はその公園を散歩した時に不思議とこの曲の冒頭(第一楽章)が浮かんできたのです。別にブラームスがここで作曲した訳ではないのですが、何故かこの曲が浮かんで当時のドイツに戻った様な気がしました。後でその古城の博物館を訪れたのですが、昔ブラームスがここを訪れた記録が残っていました!私は彼の写真と楽譜を見た時に胸が熱くなりました・・・。ひよっとしたらここで作曲をしたのでしょうか?間違っているかもしれませんが、私は勝手に想像して一人で満足!していたのでした。

   先生の言葉がその時浮かんできました。
   

  写真は以前紹介しました。私はしばらくこの場所に立っていました。

 


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温泉とモーツァルト [音楽]

    昨日は妻と車で郊外の温泉に行きました。ちょうど着いたのが2時過ぎで、お客さんも少ないせいかのんびりと長く湯に浸ることができました。

  湯に浸るのはいいものです。時間を忘れさせてしまいます。目を閉じてじっとしている、、これはちょっとした幸せです!考えてみますと剣道の稽古後の入浴もそうでした。その時はいつも稽古の反省でしたが、今回は何も考えないでのんびりしていました。周囲の人たちも目を閉じて入浴しています。皆さん気持ちがいいのでしょうか。タオルを頭に置いている人が目立ちます。私もそうです。

  入浴後、休憩室へ戻ると、瓶の「コーヒー牛乳」を買いました。風呂上りの一口、コーヒーの甘さが口の中に広がります。旨い! 疲れた身体を癒してくれます。コーヒーを飲んでいる私の姿を、妻は見ながら笑っていました・・・。風呂上りの瓶のコーヒー牛乳、、美味しいのです! また幸せを感じました。コーヒーを飲みながら私は昔の銭湯を思い出しました。幼少の時に銭湯を利用していたのですが、たまに飲んだものです。その時の様子は今もよく覚えています。

  その後野菜を買って帰宅。夕方の時間なのでしょうか道路が混んでいました。

  
   車内で聴いた曲です。他にも聴きました。今回はすべてモーツァルトでした!

   1 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲(メロディーがおしゃべりの様な印象です)
                       
   2 交響曲第38番「プラハ」(この曲はある思い出があります。1楽章のリズムが好きです)

   3 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲(先日見たオペラの序曲でした。この序曲も好きです)

   


ドン・ジョヴァンニ [音楽]

    
     昨夜は妻と二人でモーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」を見に行きました。

  オペラを見るのは本当に久しぶりです。こちらに移ってからそうした文化に触れることがほとんど無くて寂しい思いをしています。ですから今回の歌劇は非常に心に残りました。

  偶然妻がこのオペラをこちらで上演するのをテレビで知り、近くのプレイガイドでチケットを購入。予算の都合で一番安い席(2階の奥)を買ったのです。そして私は資料でこのあらすじを少し「予習」したのです。何も知らないで見ますと睡眠の時間になりそうだからです。

  さてチケットを購入してから、しばらくしてうちの職場になんとこのオペラの「招待券」が多く贈られてきたのです。生徒達(保護者)の為にということで贈られてきたのです。しかも座席は私の席よりもはるかにいい席なのです! ですからオペラに行きたい生徒達が多くて、あっという間に招待券が無くなりました。本当にあっという間でした。

  私は授業の合間にオペラを見に行く生徒が多いクラスにはあらすじのプリントを作成して配布しました。睡眠の時間になってほしくないからです。折角の機会ですから勉強して見に行くのもいいでしょう。生徒達に色のペンを数本使用しながら登場人物をチェックさせて、大まかなあらすじを掴むように指導したのです。これは自分自身の勉強にもなりました。生徒達は熱心にあらすじを読んでました。そのためか「早くオペラを見に行きたい!」という生徒が増えてきました。見に行かない生徒も「行けばよかった」と後悔。

  当日は大勢の人が見に来ていました。内容はとても充実して良く、1つ1つの演技、アリア、感心しました。久しぶりにいい物に出会えた印象を受けました。こういう芸術鑑賞もいいでしょう。

   そしてあちこちで生徒達、保護者の人に会いました。皆さんとても感動した様子。見ていて嬉しかったです。

   会場を出ると夜空です。星を眺めながら帰宅しました・・・。


岩城宏之さんの思い出 [音楽]


 先日新聞の記事に、指揮者の岩城宏之さんが病気の為お亡くなりになられたことを知りました。ここで謹んでご冥福をお祈りいたします。

 岩城宏之さんとは別に友人でもなければ知人でもありません。しかし私には心に残る岩城さんの思い出があるのです。昔、岩城さんから「サイン」をもらった体験があるのです。

 かなり昔になりますが、小学校5年の時に隣のクラスの友人からクラッシックコンサートに誘われたのです。その友人は音楽が大好きで毎年秋の校内演奏会では決まって「指揮者」をしていました。ピアノが得意でしかも格好よくて、、学年の女の子達から人気者!でした。私には彼は別の世界に住んでいる人の様でした。しかしなぜか私と気が合ってよく音楽の話をしたのです。私は当時はそんなに音楽は得意ではありませんでしたが、聴くのが大好きでしたのでその話題が友人と結びついたのでしょう。そんなある日、「コンサートに行こう。」と誘われたのです。

 友人と行ったコンサートは「スクリーン・コンサート」つまり映画の名曲演奏会でした。私にとってクラッシックコンサートへ行くのはこれが初めてだったのです。座席はかなり前の方でした。拍手と共に指揮者の岩城さんが舞台に上がり、1曲目を演奏しました。その曲はパッへルべルの「カノン」でした。弦の響きを聴いた時私は鳥肌が立ちました。これが本当の音楽なんだな、、と感じたのです。

 指揮は岩城さん、そしてNHK交響楽団、そして解説は荻昌弘さん(故人)でした。曲の合間に荻さんと岩城さんが映画についてのトークをするのです。話の内容は忘れましたが、冒頭に岩城さんがニコニコしながら「皆さんこんばんは、」と挨拶をしたのを覚えています。

 さて最後にアンコールが終わり拍手が終わり帰ろうとしたのですが、友人が「サインをもらおう!」と言い出し、2人で楽屋へ行ったのです。手には買ったパンフレットを持って楽屋へ入ったのです。小学生2人がよくもまあずうずうしく楽屋に入って行ったものだと、今になって感じています。中へ入ると演奏を終わったばかりの岩城さんがニコニコしながら快く来ていた人達にサインをしていました。何人か私達の前に並んでいました。岩城さんは顔中汗だらけで、黒マジックを持ってサインをして1人1人に握手をしていたのです。

 私の番になりました。岩城さんは私のパンフにサインをしてそして握手をしてくれました。温かい手の温もり、汗だらけの顔、そして机には指揮棒がありました。その指揮棒の端には大きなコルク玉が付いていましたが真っ黒になっていたのを見ました。握りとして使用していたのでしょう。汗で黒くなっていたのかもしれません。
 私は嬉しくて「ありがとうございました。」と言いました。岩城さんもニコニコしながら「ありがとう。」と言ってくれたのです。「ありがとう。」という言葉を私に言ってくれた姿に心を打たれました。友人もかなり興奮していました。

 その後の記憶は定かでありませんが、帰宅して私のニュースに両親がびっくりしたのを覚えています。

 かなり昔の思い出ですが、決して忘れることはないでしょう。岩城さんのニコニコした顔が印象に残っています。改めて岩城さんに対して感謝の思いが込み上げてきます。

 
        
CDの紹介 「アルビノーニのアダージョ 、パッヘルベルのカノン」
                バロック名曲集  パイヤール指揮 パイヤール室内管弦楽団
                     BVCC 37201   1700円

                この「カノン」は何度聴いてもあきません。心が癒されます。

        
 
 


ある大学オーケストラのコンサート [音楽]

 昨日は妻と地元大学のオケのコンサートに行きました。大学オケのコンサートへ行くのは本当に久しぶりです。私はこの日をとても楽しみにしていました。

 ホールに入ると受付の学生らが「こんにちは。」と明るい挨拶。私も「こんにちは。」明るい雰囲気ですね。たぶん1年生が担当なのでしょう。裏方さんの仕事本当にご苦労様です。

 座席について周囲を見渡します。お客さんは入っているのですが満員でないのが残念です。空席が目立ちます。もっとコンサートを大勢の人に宣伝すればいいのにと私は感じました。お客さんが多ければ当然座席は埋まりますが、演奏する学生にもっとやる気が出てくるのです。
 やがてブザーの音で館内は暗くなり、ステージが明るくなります。楽団員がステージへ進みます。そして指揮者が登場し演奏が始まりました。

 3曲演奏したのですがどれもいい演奏でした。弦の響き、管の音色、、学生は一生懸命演奏していました。学生のオケにしては良かったなと感じています。特に3番目に演奏された、ドヴォルザークの交響曲第8番は熱演でした。弦が力強くて1つにまとまっていました。終わりになるにつれて
私の心も揺れ動きました。(この曲はお薦めします 特に第3楽章です プラハの街を思い出します。)
 
 ところで演奏中、私はある楽器を演奏している学生に目を向けていました。私は学生の時なんと
オーケストラにしばらく所属していたのです。剣道部ではありませんよ。何を演奏したかは秘密(?)ですが、それだけに学生オーケストラには深い思い出があります。その時の友人らとは今も連絡があります。当時は友人らと練習の日々を送っていました。1年生の時はコンサートにはまだ出ることはなく、裏方としてたくさんの楽器を運んだり、受付を担当してお客さんの案内をしたり、と忙しかった事を覚えています。ですからステージに上がるのが実現した時どんなに嬉しかったでしょう!友人の中には「今日は彼女がコンサートに来る!」と言ってかなりはしゃいでいました。私はと言うと、、まあいいでしょう。

 コンサートが終わり会場を出ようとした時です。すでにコンサートを終えた学生が、来ていた友人と
談笑する姿を目にしました。何か懐かしかったです。見ていて私も学生の気分になった様でした。自分も昔あんな風だったのでしょうね。きっと部員達は今夜は美味しいお酒が飲めるのでしょう。いい演奏会であれば、誰もが皆幸せを感じるでしょう。本当にお疲れ様でした。そしてありがとう!

 会場を出ると夜空が見えました。なぜか普段より美しく見えました。

    最近聴いている曲  CDの紹介です。
     ハイドン「交響曲第104番 二長調 「ロンドン」
       オイゲン・ヨッフム指揮
       ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
       ドイツ・グラモフォン UCCG-3634  1600円

       「ロンドン」の曲はオーケストラにいた時の思い出の曲です。
       コンサートで演奏しました。
       第1楽章の美しい甘い旋律は当時を思い出してくれます。